PTC本設地盤アンカー工法
Permanent Ground Anchor ofTible-Compression Tube
   

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●大地と結ぶ本設地盤アンカー

 錨の発想で大地にしっかりと根を張り,建物の転倒や浮き上がりを防止する「PTC本設地盤アンカー工法」。

 地震時や暴風時に基礎に大きな引抜き力が生じる高層建物や搭状建物,地下水位が浅い地盤で水圧による浮き上がり力が生じる建物に対して,最も効果的で信頼性の高い技術,しかも従来より経済的な工法として現在注目されています。

 狭い土地や傾斜地での建築において,敷地を有効利用することができるのも大きな特長で,さらに掘削工事や基礎コンクリート工事を削減する環境にやさしい工法です。

 なお本工法は,(財)日本建築センターの地盤アンカー研究委員会の指導のもとに,ゼネコン9社,アンカー専業者3社,メーカー1社が共同開発したものです。

●PTC工法の主な特長

1.引張材のPC鋼線は多重防食されており,耐久性に優れています。
2.圧縮型アンカーであり,安定した力学性状を示します。
3.構造物との定着方式は,ナット・ネジ式であり,再緊張も容易です。
4.アンカー部材は工場に於いて製作・組み立てを行いますので,高品質が確保されます。
5.JIS規定材料および国土交通大臣認定材料を使用しています。
 (旧建築基準法第38条既認定工法)


PTC工法研究会

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